■現役社員から事情聴取、かつら業者の本音。医療用かつら(メディカルウィッグ)
あなたも感じているとは思いますが、かつら業界というのは、ものすごく閉鎖的です。
かつら業界の本音なんてわからないのではないでしょうか?現在はインターネットという媒体のお陰で、随分情報が入りやすくなってはいます。とはいっても、はたしてかつら業界の事実が書かれている情報か否かは、取捨選択する必要があります。
この「育毛とかつらのこと。業界裏話あり-髪ラボ」は医療用かつら(メディカルウィッグ)について実際に聞いた話を書いていますが、これを見ているあなたは、「本当に聞いたのか?」と疑っているかもしれません。それは仕方のないことです。あなた自身が、かつら業界の人から聞いた訳じゃないんですから。
信じる、信じないはあなたにおまかせします。
◆なかなか聴けない、かつら業者の本音。医療用かつら(メディカルウィッグ)の話
2.かつらの話。 (医療用かつらについて)
医療用かつらは「メディカルウィッグ」ともいわれています。
しかし!! その医療用かつら「メディカルウィッグ」の定義って何なのでしょう??そのヘンを聞いてみました。
[Bさんの話]
医療用かつら「メディカルウィッグ」は、当社でも扱ってます。医療用かつらの定義ですか・・・。正直わかりません、といいますか、無いと思います。
それぞれの会社で医療用かつらの定義付けをしてるだけではないでしょうか?(ちょっとビックリしました) ほとんどのかつらメーカーは、普通のかつらと大差ありません。ほとんど一緒と思っていいと思いますよ。
医療用かつら(といっていいかわかりませんが)の問題は、かつらのベース部分です。完全オーダーメイドのかつらだと頭にぴったりフィットして見栄えもいいです。が、手植毛にてベースに植付ける際、かつらのベースから若干植込んだ髪(人毛や人工毛)が出てしまいますので、頭皮にかつら用のネットをかぶりその上からかつら本体をピンで留める場合がほとんどです。
なぜネットが必要かというと、ベースの淵や植込んだ髪が頭皮に当たると違和感を感じたり、頭皮が擦れてただれてしまう事もありますし、固定させるためにも必要だからです。
さらに少し浮いた感じになってしまいます。ネットをかぶる分仕方がない事だとお客様には伝えています。
医療用かつら「メディカルウィッグ」は値段も高くなりますが、病院などでご案内する場合は安くしています。と言いますか、それなりのかつらを提供しているに過ぎません。もちろん安くしていますがそれなりのかつらです。
ネットをかぶらないでも大丈夫な最新の医療用かつらも最近存在しますが、当社では扱っていません。扱うとしたら70〜80万位は平気でするでしょうね、いやもっとか?(笑)。
(管理人より→)30万程度で最新の医療用かつらの販売を考えている会社を私は知っていますが・・・。
え?そうなんですか?それは安いですね。そこは大手かつらメーカーじゃないでしょう。大手なら広告費にもならないですからね(笑)。広告打てなければ、大手かつらメーカーの勝ちですよ。かつらの値段が高くても、大半の人は大手かつらメーカーに買いに行っちゃいます。
・・・・・そうですか。これを見ているあなたは、かつらを検討する際はしっかり企業選別して下さいね。
ちなみに30万程度で最新の医療用かつらの販売を考えている会社とは、実際に存在します。
(安くして!修理のお店に掲載しているお店ですが、詳細は後日伺う事になっています。)
わかりましたら安くして!修理のお店等にてご報告しますね。
かつらの修理に関する裏情報は『次章』に書いています。
次章は、比較的安くかつらの修理をしてくれる会社をご案内します。
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